topimage

2012-07

スティングレイの調整&修理 - 2012.07.31 Tue

「何年かぶりに出してきたスティングレイの音が異常に小さくしか出ない」

修理と調整の依頼でした。


音を出してみると、確かに音が小さい。


このパターンは電池切れ、アース不良、ピックアップ断線、回路が逝ってしまったの当たりが考えられる。


電池は新品ということなので、配線チェック!


色々調べてみると電池ボックスが破損していました。




GOTOの電池ボックスだったので、同じものを注文。



メーカーに在庫なしで生産待ち…




3週間もかかってしまいました。
P1010311.jpg


オーナー様お待たせいたしました。





注文を貰ったギターケースにペイント!
P1010308.jpg

こちらもお待たせしました!!
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ギターの塗装って - 2012.07.27 Fri

前回サンバーストの着色手順についてお話ししましたので、

その流れでLovelessの一般的な塗装手順について書いてみます。



一番大事なのは、塗装前の木地調整なんですが、

というのも、木地が綺麗に仕上がっていないとその上に塗料を乗せても綺麗に上がるはずがない。


まぁ、変な形の木地にポリエステル塗料を思いっ切り厚く吹きつけて、その吹きつけて固まった塗料を削って形を出しているものも結構見受けられますが…






木地がバッチリ仕上がっているとして、



①ヤニ止め×1回(木材から出るヤニを止めます)

②目止め(マホガニー、アッシュ、ウエンジ等、導管が太い木材の時に行う)

③サンディングシーラー×4~10回(使用する塗料や状態に寄って変化する)

④着色

⑤トップコート×4~10回(仕上げ方により変化する)



結構たくさんの工程を踏むのです。


リフィニッシュの場合も原則①からやります。


また、この吹きつけ工程の間に「研き」の工程も入ります。




ラッカーの場合は出来る限りシンナーを抜きながら塗面を重ねたいので、作業に日数がかかるのです。
ウレタンやポリエステルなどの塗料は化学結合で硬化するので時間を短縮できます。



どんな塗料がいいのか?



それは好みだと思います。


見栄え、手触り、耐久性、保護力、音、色々違います。




どんな塗料がいいかは好みだと思いますが、

どんな塗面の仕上がりがいいのかというと、

薄くて固い塗面が僕はいいと思います。




とはいえ、ネックなどは手触りが僕にはすごく重要なので、

トップコートはラッカーが好きですね。

艶の感じ、経年変化の感じ、クラックの入り方などもラッカーが好みです。



でもラッカーって柔らかいんですよね~




僕の友人が9/22、23と野外ロックフェスを主催します。
金無し、コネ無しですが一生懸命やっています。
皆さんぜひぜひお越しください!
いいバンド沢山出ますよ!!

詳しくは↓
http://treeofrockfes.fem.jp/band

サンバーストってどうやって塗装しているの? - 2012.07.25 Wed

昔、まだギターを製作擦る前の普通にギターが大好きなバンドマンの頃、


「サンバーストってどうやって塗装しているんだろう?」


と疑問に思っていました。



”仮にやり方が分かってもかなり難しそうだな”とは何となく感じていました。





というのも、このころ三鷹楽器オリジナルのギターキット(テレキャスター)を誕生日のプレゼントに貰い、

「色とかどうしようかな?」なんてテンション上がりまくりだったからなんですがね。



このころはインターネットなんてまだ無く、

情報は雑誌のみ。


結局よくわからなかったので、オレンジ色のラッカースプレーで塗りました。



酷い出来でした…






そんな思い出のサンバースト。

というか、サンバーストの思い出ではなくオレンジ色の思い出か…





僕はサンバーストに関しては「塗る」というより「書く」という感覚です。





色んなやり方があると思いますが、僕のやり方は、


①真ん中の黄色を予め木地に着色しておきます。

②下地塗装&研き後、まずサイドとR部分だけを狙って黒を吹きます。
↓こんな感じ
P1010291.jpg
はみ出したらダメよ~
結構気を使いますな。


③黒の雲の部分を吹きます(感覚的には”書く”)
↓こんな感じ
P1010292.jpg



④今回は3トーンなので赤の雲を吹きます(感覚的には”書く”)
↓こんな感じ
P1010293.jpg



完成!



雲の太さを一定にスプレーガンで吹く(”書く”)ので結構難しいかもしれません。


オイオイ!という感じの太くなったり細くなったりのバーストや、

くっきり眉毛のような凛々しく塗り分けられたバースト(バーストというか3色塗装状態)も見受けられます。



今回のこれはいい感じではないでしょうか。

というか、失敗は許されないわけですが。


「サンバーストの吹く順番」でした。

やっぱりオールマホガニーのギターが好き - 2012.07.19 Thu

現在製作中の「Devotion type B」が塗装に入ったので、

↓これね
P1010262.jpg



10年ぶりくらいに自分用のギターのい製作に入ろうかと。



構想は4年くらい前からあって、


パーツも少しずつ集めていたのです。



大好きなバンド「THE GROOVERS」の藤井一彦(天才的なカッティングプレーヤー)と言えばリードⅡなんですが、


↓こんな感じ







数年前からグレッチを使い始めました。

↓こんな感じ



ライブで観てから彼の弾き様と音が忘れられず、

次に自分用に作るならあの感じを一回取り込んでバラバラにし、必要なテイストを取り出し、Lovelessのテイストを混ぜて…

なんて考えていました。


↓この材で作ります。
オールマホ(ボディー、ネック共に1Pです)
P1010281.jpg




形はDevotionです。

モデル名は「Devotion type SF」


思いっきりチープでB級テイスト満載で作る予定です。






7/25にDOIMOIの新譜が発売されます!

↓リード曲のPV

最高です!!!

そして全曲試聴できるようです♪
↓ここで
http://ototoy.jp/_/default/p/28836


期待大のアルバムです!!!


僕が以前にリフィニッシュ&リビルトしたG&Lのベースを篠田君が使っています。
P1000693.jpg




そんなこんなです。

ギターとかベースのボディって割れるんだよ - 2012.07.11 Wed

Lovelessは「製作・修理工房」なので、色々な修理が持ち込まれます。


軽度の物、重度の物、改造よりの修理…


ネック折れ、ボディー割れも多いのですが、修理の費用が高くなってしまうので、

なるべく「折ったり・割ったり」しないことをお勧めします。


まぁ、それでも「折ったり・割ったり」したら予算が許せば直せばいいわけで、

直し方を考えれば、何とか予算内に収まることもあります。



とは言っても一回折れたものは元には戻らないので、現在の音や状態が気に入っている人は、

くどいようですが「折ったり・割ったり」しないことをお勧めします。



サンダーバードのボディー割れです。
これは割れているベースを部品取りで購入したが、結構気に入ったので修理することになったものです。
オーナーと話した結果、見栄えをそんなに損なわずに補強を入れる事に決定。


P1010232.jpg
元はこんな感じでパテで適当に補修してありました。
はみ出しているパテを綺麗に削り取り、補強を入れて塗装をします。



TB.jpg




サイド(トップ&バックのパテのはみ出しは処理済です)
P1010233.jpg



こちらも綺麗にはみ出したパテを削って、補修をして塗装をします。
P1010271.jpg



前オーナーがやった補修が適切ではないので、割れているところで段が出来ています。
そんなこんなで全くわからなくは直せません。

塗装を全剥がしして、割れたところを段がないように接着しなおして、再塗装をすればほぼわからなく出来ますが、費用的にはこの中古のベース以上になってしまいますので現実的ではありません。


費用対効果の一番高いメニューで修理をすればいいと思います。
その費用対効果の一番高いところは人によって違います、見栄え重視の人(楽器は格好良くないといけないので当然ですね!)、機能重視の人、バランスの人…




ムスタングのボディー割れも補強しましたね~
P1000671.jpg



P1000677.jpg



P1000678.jpg


P1000680.jpg



こんなばらばらになったヘッドを
P1000426.jpg



直したり
P1000434.jpg




何にしても壊さないのが一番ですが。



何かあればご相談ください。

自分のギター - 2012.07.03 Tue

お客さんに「Lovelessがメインで弾いているギターは何なの?」なんて聞かれます。




さて、今の僕のメインギターって何だろう?



ギター製作を仕事にする前はヴィンテージギターを色々購入し、



主に69年製のギブソンレスポール・ゴールドトップを使っていました。

これ↓
IMG_0402.jpg



僕が製作する楽器のベースは意外かもしれませんが、ビンテージにあったりします。


59年レスポールスペシャル、69年テリー、69年335など。




ギターを製作するようになってからは、初期に作った何本かの中で適当に…




もう何年も自分用のギターって製作していないな~



とはいえ、オーダー以外でオリジナル設計しているギター&ベースは、


基本「自分が欲しいと思う」事がOKかボツかの判断基準なので、

Lovelessオリジナルは自分用と言えない事もない。



今だったらこんなギターが欲しい気分なのです!


P1010262.jpg

キルトメイプルの魔力(増加) - 2012.07.02 Mon

例のキルトメイプルのオーダーギターがほぼ完成しました。


詳しいスペックは後日HPのにUPします。


取り敢えずは写真を!


全体像
P1010237.jpg


ボディ表
エスカッションはマホガニーで製作しました。
P1010240.jpg




裏全体
P1010244.jpg




ボディ裏
やっぱりバックカットはあったほうが演奏性は上がりますね。
P1010245.jpg



ヘッド
Lovelessの定番ウエンジの突板。
ブラスのロゴプレート+石はシトリン
P1010243.jpg




インレイは「葉」をモチーフ
P1010242.jpg




ゴージャスです。


ピックアップはベアナックルで、配線材はベルデン、ハンダはケスター44です。
音はかなり乾いた枯れた感じで、まさにロックンロールです。

なんといいますか、「見た目は派手でだらしがなさそうだけど、実は料理上手な良妻賢母」といった感じでしょうか。

詳しくは後日!




そして、DilemmA小鉄さんのデモ演奏完結!
HPにまとめましたのでぜひご覧ください。

↓クリック!
http://www.lovelessguitar.com

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プロフィール

Loveless

Author:Loveless
ギター製作家。
1969年岐阜県生まれ。
横浜国立大学大学院工学研究科卒業後、豊田通商㈱入社、貿易業務などを担当するも退社。
ギター製作学校に入学し卒業後、同校の講師を務め独立、
ギター&ベース製作・修理工房「LOVELESS」を立ち上げる。

音楽とバイクと猫をこよなく愛する。

↓工房のHPはこちら↓
http://www.lovelessguitar.com/

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工房住所:岐阜市日野東7-12-8

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