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2016-02

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フラグ立ってない!? - 2016.02.23 Tue


久しぶりにWATER ROOMのPVを観た。




もう8年近く前の動画なんだな、、、
岐阜に工房を構えた頃の事だったとは、月日がたつのは本当に早い。


Vo&Gtの青木君は楽器製作学校講師の時の教え子で、私が工房を構えた後も色々交流が続いている。


世間にもまれて、社会人として成長していっているその姿は、19歳の時の彼からは想像もつかない。

青木君に限らず、学校で教えた卒業生と会うと、皆それぞれ自分なりのスピードで、社会にしっかり適応してゆき、言葉使いや気の使い方がきちんとなっていることにいつも驚かされる。

楽器屋で働いている奴、ラーメン屋をやっている奴、居酒屋をやっている奴、掃除屋をやっている奴、バンドをやっている奴、ギターメーカーにいる奴、独立して工房をやっている奴、レーベルをやっている奴、フラフラしている奴、結婚した奴、親になった奴、その他、再会していないけど皆「何者か」になろうともがいている。


私が知っている彼らは、そんなんじゃなかったからね。
19歳の若者なので当然ですが。


今となっては、私のほうが皆よりしっかり出来ていない可能性があり、しっかりしようと決意を新にしたのでした。

8年前のPVを観てたら、皆の顔が思い浮かびそんなことを思った。




やべ!これって映画だと「死んじゃう人フラグ」立っちゃってない!?






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オーナーの思いを受けきれるか - 2016.02.19 Fri

オーダーで製作したギターと半年振りに再会。
納品後の一年点検です。

DSC00676.jpg


ネックが少し反っていましたが、他は特に問題も無く、
再セッティングし引き渡し待ちです。


DSC00677.jpg


変わったところといえば、ラッカーが焼けて黄色味が少し強くなったかなというところでしょうか。


DSC00678.jpg


おっと、音は結構変わってきていました。
鳴りが大きくなっていて、弾いている時のネックの振動を強く感じました。

思わずメタリカの Master of Puppetsを大音量で弾き続けてしまいました。
Master of Puppetsってのはこれね


こういう音を奏でるために、オーナーが何年も仕様を考え続けて、貯金をして、私と意見交換をして、やっと状況が整い、発注して、待って、待って、待って出来上がったギターです。

今までオーダーで製作させてもらったギターやベースにはそれぞれ物語があり、何よりオーナーの強い思いが込められています。

その思いを熱いまま封入するべく、持ちうる技術と情熱を注いで作っています。

平均値ではなく絶対値じゃないと「思い」を受けきれずにもれてしまいそうな気がします。



お待たせいたしました。



「問題があるのだが、どうしても使いたいギター」の改造依頼 - 2016.02.17 Wed

最新情報はフェイスブックページをチェックください!
ほぼ毎日更新しています
https://www.facebook.com/lovelessguitar





工房のオープン当初から通っていただいているお客さんからの依頼です。




BIOREDというメタルバンドのギターリスト小鉄氏のシャーベルなのですが、、、
現在のメインはESPで軽くて気に入っているのだが、指板がローズなところがどうしても気に入らない。
メプル指板で80年代テイストなメタルギターがいいな~



ということで、このシャーベルを手に入れたそうなんですが、とにかく「重い」
DSC00611.jpg



私の感想も「重い」



ボディはバスウッドなのですが、めちゃ重いバスウッドが使われています。


ということで、この「重い」という問題を解決すべく下記メニューにて大改造しました。



①ボディをなるべくザグって軽量化する
ピックアップキャビティーを弁当箱でザグれば、のちのちどんなパターンのピックアップレイアウトにも改造できるので一石二鳥だ。
ピックガードにS-S-SやS-S-H、H-S-H、H-H、S-Sなど色々なパターンのピックアップを搭載した物を製作すれば、着せ替え感覚で色々楽しめます(やるやらないは別としてね)

かなり大掛かりにザグるので音はかなり変わると思われます。
セミホローのような感じになるので、ちょっとチープでパコパコしたような感じが出る可能性があります。

②ピックアップをリアにEMG81一発の18V仕様

③ノイズ処理

④トータルメンテ

⑤ピックガード製作



さて始めます!


三角定規を冶具代わりに組み合わせて掘り、曲線部分はフリーで掘り進めます。
DSC00614.jpg

DSC00616.jpg



元々は裏ザグリ+裏パネル仕様でしたので、表からザグればコントロール部は貫通しますね。
ちょっぴりドキッとしますね。

しかし、これだけ削るとかなり軽くなりました。
これならオーナーの意向に沿った仕上がりにできそうです。



ノイズ処理を行います。
DSC00617.jpg



ピックガードの型紙を製作し、それを元にピックガードを製作します。
DSC00615.jpg
ネック、ボディ、ピックガードのセンターはきっちり合わせましょうね!


こんな感じになりました。
DSC00620.jpg
80年代メタルの香りが濃厚な一本です。
この感じが好きな方って結構多いんでしょうね~
黒ボディにつや消し黒のピックガードが何ともいえませんね。

音のほうはというと、やはり少しパコパコ感はでますが、メタルバンドでゲイン高めの音で使うことが前提なので、全く問題ありませんでした。
音の部分が問題なければ、軽いほうが当然ステージで使いやすいので、良い結果が得られたと思います。




気に入っていただけたようで何よりです!
これで邪悪なリフを弾きまくってくださいね♪
DSC00625.jpg
小鉄さんいつもありがとうございます!
今後ともよろしくお願いいたします。





テレキャスターシンラインのボディ割れ(バズマザーズ 山田氏編) - 2016.02.09 Tue

一月下旬のこの時期としてはとても暖かい午後、久しぶりにpalitextdestroyの河本君から電話が、

河:「テレキャスターシンラインのボディが割れたらしいんですよ」

私:「ほう」

河:「バズマザースってバンドのギターなんですけどね」

私:「ほうほう」

河:「ライブで割れちゃったらしんですよ」

私:「ほうほうほう。で、、、、分割されてちゃってるの?」

河:「yes!」







ということで、久々に来ましたボディ割れの修理のお話です。
今回は写真多め、説明文も多め、少々マニアックな内容ですが最後までお付き合いください。
DSC00628.jpg


オーナーはバズマザーズの山田氏。

バズマザーズとはこんなバンド↓



ライブ中に起きた惨劇ということです。
以前から割れは起きていて、自分たちで木工用ボンドを割れているところにずぶ塗りして継続使用してたそうですが、
きちんとした手法で補修しないと強度的には全く意味を成さないので皆さんもお気をつけください。

割れたらいじらずに、破片を全て拾って、なるべく早くLovelessにご相談ください。
そうすれば、上手く直る確率が上がりますよ!


さてどうやって直すか、、、、、
見た目を元通りにというのは必要なく、強度があってライブの演奏に耐えうる仕様を希望との事。

シンラインはボディが中空です。
ボディバックを掘って空洞部分を作り、トップに5mmくらいの木材を接着してあります、ようは箱のような感じですね。

なので、分割されたボディを接着するにしても接着面積が狭く補強は絶対必要、しかしLovelessでいつもやる金属プレート埋め込み補強は上述のボディ構造のため難しい。。。。。

埋め込めないので、プレートむき出し補強しか手が無いのですが、ボディのトップ、バックともに中空ボディ故材厚が薄い。
ネジ止めした時にねじ込み寸が少なく、強度が出ない、、、、、
ボディに数箇所ある材厚が厚い部分にしかプレート補強はできそうにありません。

しかしそれで激しいステージを耐えることができるのだろうか?




色々考えて、バラバラになっている各パーツごとに中から木材で補強し、合体した後、金属プレート、プラスチックプレートで外側から補強、fホールを使ってボディ内部の接合部分に木材で補強というトリプル補強でいくことにしました。

そして外観のコンセプトはMAD MAXのインターセプター!
mad_side.jpg
ボンネットからスーパーチャージャーでちゃってるよ~的な格好良さ。


さて始めます。
バックリ割れているので、まずは接着します。
DSC00631.jpg

DSC00632.jpg


そして中からメイプル材で補強しておきます。
DSC00633.jpg


次は破片のほうを接着し、補強します。
DSC00634.jpg

DSC00636.jpg


で、最後のワンピースもあらかじめ接着します。
DSC00638.jpg


ここまでで、分割された各パーツごとの補修と補強が完了しました。
次はいよいよ合体、補強へと入ってゆきます!




その前に、接着剤が乾燥する間に一目見たときから、その豪快な錆び方が気になっていたブリッジの駒を分解掃除します。
DSC00651.jpg

何とか錆でネジが折れないように気を使いながらバラしました。
そして、防錆油に漬け込みしばし待ちます。

DSC00652.jpg

う~ん、厳しいです。
バネはネジに固着し折れてしまうものもあるし、錆が取れると同時に朽ち果ててしまったネジもあるしで、再利用を諦めました。
どうにかこうにか駒を入手しこちらの懸案事項はクリアです。



さて、いよいよ合体です。
接着前に何度も仮組をして密着具合を確認します。
クランプ締め用の冶具をアルダーの端材で製作します。
DSC00640.jpg

DSC00641.jpg
なんだかえらいことになっているように見えますね。
そりゃ、体が3分割してしまったのを元通りに直すのです、「えらいことになってるな~」感も少しは出ないとね。

ただ、作業している私にはそんな感覚は微塵も無く、頭に描いている絵柄通りに進んでいる事を認識しながら進めているだけなんですけどね。
あたふた人に任せるのはイヤですしね。





そして接着完了後、まずはトップ面にネジ寸が取れるところに金属プレートの補強を入れます。
私が気に入っている「STRONG NO.58」です。
DSC00643.jpg


おしり側にはプラスチックプレートを曲げて2連発!
DSC00659.jpg


ボディバックは、万一体がすれると怪我をするかもしれないので、プレスチックプレートで補強。
DSC00658.jpg



少し不恰好ですがFホールから手を入れて、接合部を橋渡しするようにメイプル材でさらに補強しました。
DSC00656.jpg

DSC00657.jpg



スタッフのウチダさんに納品して完了!
音源やら30%くらいモテるというリストバンドやらありがとうございました。
バズマザーズは2016年3月2日に 『せっかちな人の為の簡易的な肯定/ナイトクライヌードルベンダー』を発売します!
DSC00660.jpg


あとはライブで実際使用してみてどうかというところです。
何かあればご連絡ください、全力で取り組みます!
お待たせいたしました。


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プロフィール

Loveless

Author:Loveless
ギター製作家。
1969年岐阜県生まれ。
横浜国立大学大学院工学研究科卒業後、豊田通商㈱入社、貿易業務などを担当するも退社。
ギター製作学校に入学し卒業後、同校の講師を務め独立、
ギター&ベース製作・修理工房「LOVELESS」を立ち上げる。

音楽とバイクと猫をこよなく愛する。

↓工房のHPはこちら↓
http://www.lovelessguitar.com/

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工房住所:岐阜市日野東7-12-8

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