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2016-10

グレッチのネック折れ修理 - 2016.10.19 Wed

友人から「知り合いのグレッチなんですが、ネックが折れました。直りますかね?」

とメールがきました。

DSC01152.jpg


見事に二分割されています。


修理をすることになり、オーナーと直し方、仕上がり具合について話し合います。
このミーティングが非常に重要!
オーナーと私のイメージが一致するまですり合わせます。

今回は非常に補強がし難く、嫌な感じに折れていました。

オーナーの希望は外見はあまり気にしない、強度はできるだけ出してほしい、あまりに多額な費用をかけたくはないという感じです。

外観を元に近づけようと思うと費用がかさみます。
外観をそれほど気にしなければ、そこそこの費用で修理可能です。

ただ今回は折れ方が補強し難い感じなので、どうしようかなと。。。



補強の方法が思いついたので、まずは二個を一個に接着して、なるべく歪みを取るべく削りました。
DSC01156.jpg


これでは強度が出ていないので、真鍮板で補強部品を製作して、ヘッドトップにマスクのように装着することにしました。


こんな感じ、
DSC01160.jpg
これはギター製作学校で教えていた「ネック折れの修理方法」とは全く違い、オーナーの予算と希望に合わせて一番満足してもらえそうな方法を考えた結果です。

授業で教えていた方法が昔から一般にやられている方法で、安心感もあるのですが、費用の面でオーナーのリクエストにマッチしないことが多く、ケースバイケースで対応しています。

私の場合は、自分の好みもあり金属を補強に使うことが多いです。
金属の存在感を利用して、補強を隠さずむき出しにして、デザインの一部に昇華できないかを考えています。

これを接着剤で張り付けて、さらにビスで止めて補強します。
DSC01186.jpg


格好良くなりました。


補強兼外観カスタムで、折れる前にやるのもいいかもしれませんね。
ちょっとスチームパンク風味がして好きな感じです。

完成!
DSC01187.jpg


オーナはJUNK SICK JACK(http://junksickjack.com/)のA'KILLER氏です。
ありがとうございました!!









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プロフィール

Loveless

Author:Loveless
ギター製作家。
1969年岐阜県生まれ。
横浜国立大学大学院工学研究科卒業後、豊田通商㈱入社、貿易業務などを担当するも退社。
ギター製作学校に入学し卒業後、同校の講師を務め独立、
ギター&ベース製作・修理工房「LOVELESS」を立ち上げる。

音楽とバイクと猫をこよなく愛する。

↓工房のHPはこちら↓
http://www.lovelessguitar.com/

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工房住所:岐阜市日野東7-12-8

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