topimage

2017-08

ブリッジ交換 - 2013.01.23 Wed

昨日ベースのブリッジ交換の作業をしたので、「ブリッジ交換」について少し書いてみたいと思います。


ブリッジ交換は作業の幅が広く、ポンっとそっくりそのまま付け替えられるものから、

現在のザグリを一度埋めて、取り付けるブリッジに合わせてザグリ直し、塗装し、装着するというような大工事なものまであります。


また、ネジの位置が同じだからといってそのまま付けると、スケールがズレて正しい音がでない楽器になってしまうものや、

元々ズレて装着されており、そのまま付けて余計ひどくなってしまうものなど、

トラブルの原因になることもしばしばあります。




ブリッジ交換って案外作業が簡単そうですが、しっかりギターやベースの構造を知っていないととんでもないものになっていることがあるのです。



ネック、ボディ、ブリッジ全てのセンターをキッチリ合わせればいいかというとそういうものでもなく、個体個体のベースやギターに合わせて取り付け位置を考えます。



ブリッジを交換する際の基本は、

①ネック&ボディ&ブリッジのセンターを出し取り付け位置を考える。

②スケールラインをひき、ブリッジに合った取り付け位置を考える。

「考える」というのが大事なところで、ここはビルダーの経験&&技術&センスです。


僕は元から装着されているブリッジの取り付け位置を信用していないので(自分がやった作業ではないので)、

例え全く同じブリッジ同士交換する場合でも、センターとスケールラインをだして取り付け位置を考え、穴がずれれば穴を埋めてあけ直します。



今回は、ゴトーのブリッジをウイルンソン(ゴトー製)に交換しました。

P1010467.jpg


穴位置が違っていたので一度埋めて、センター&スケールラインを出し、取り付け位置を考えて穴をあけ直して取り付けました。



また、交換したブリッジが元々のブリッジよりベースプレートが分厚いため、

弦高を下げることができなくなりました。

解決策としてはネックポケットを少し深く掘り直すか、

フェンダーの様に厚紙のシムを挟むか、

ブリッジの下を少しザグって落としこむか、

今回はシムを挟みました。


フェンダーのギター&ベースの多くにシムが挟みこまれています。




個人的にシムは嫌いです。

ちゃんと設計すればそんなモノは必要ないからです。

何故必要かといったら、キッチリ設計していないか、製造品質が多少ブレてもそれでごまかせるから…



きちんと設計して、きちんと作る。

今年も頑張ります。
スポンサーサイト

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://lovelessguitars.blog42.fc2.com/tb.php/689-6841ff73
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

5弦のサンダーバードを大改造 «  | BLOG TOP |  » 指板材がこないので

プロフィール

Loveless

Author:Loveless
ギター製作家。
1969年岐阜県生まれ。
横浜国立大学大学院工学研究科卒業後、豊田通商㈱入社、貿易業務などを担当するも退社。
ギター製作学校に入学し卒業後、同校の講師を務め独立、
ギター&ベース製作・修理工房「LOVELESS」を立ち上げる。

音楽とバイクと猫をこよなく愛する。

↓工房のHPはこちら↓
http://www.lovelessguitar.com/

↓毎日更新Facebookページ↓
Facebook


↓工房の地図↓
工房住所:岐阜市日野東7-12-8

↓問い合わせ↓

最近の記事+コメント

カテゴリー

Twitter

@loveless_guitar

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最近のトラックバック

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

ブログ内検索

RSSフィード

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

FC2カウンター