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(裏)第四光進丸リフィニッシュ計画 - 2006.03.16 Thu

昨日はギター製作をしている人間4人で飲んでいまして、いいおっさん4人が難しい顔をして、配線材がどうの、ブレイシングのスキャロップがどうの、かなりイヤ~な空気を発生しつつ呑み続けていました。
私の帰宅は午前二時くらいになり、そのままバタンキューでした。
オマケに風邪をひいたらしく、悪寒と頭痛が凄いです…。


いつもこのマニアックなブログを見に来てくださるicerocketさんが「第四光進丸」のリフィニッシュを計画されているようで、質問をもらったのをいい事に便乗してタイトルまでつけちゃいました(ごめんなさい)。


リフィニッシュの工程については、「塗装を剥がして、塗装をする」だけなのですが、剥がし方やどの塗膜まで剥くのかなど、仕上がりに応じて変わってきます。

今回の第四光進丸は剥がして、オイルフィニッシュにするという事なので、
1)下地まで全剥がしを行う
2)木地調整を#150~#600くらいまで段階を追ってキズを細かくしてゆく。ペーパーで研くということは、その番手のキズをつけるということです。お間違いの無いように。
3)オイルをすり込む
4)から拭き
5)半年から一年に一回はオイルを補充してあげる。

まず1)ですが、液を使用して塗料を溶かしたり、ペーパーでひたすら研いたり、色々方法はありますが、私はドライヤーとノミを使って剥がしてゆくことが多いです。ただしこの方法は気をつけないとボディの木をザックリ削ってしまいます。
ドライヤーでボディを暖めて、塗装を緩ませてピックアップザグリなどをきっかけにしてノミを押し出すと、下地の磨きが綺麗なギターは簡単にはがれます、比較的磨きが荒い物は喰い付きが良すぎてシューと剥がれてくれません。
剥がし終わったら木地調整に入ります。
オイルフィニッシュの場合、この木地調整が凄く大切です、どこまで綺麗に磨けているかで仕上がりが違います。私も昔は傷が見えなくて苦労しました、このへんはプロの目の領域ですかね。

オイルですが、プロの製作家は自分でオイルを調合する事が多いです。よってその調合比は一子相伝!もれた弟子は殺されてしまうわけです、
YOU ARE SHOCK!(嘘です)。
前半は本当の話で、やられる方は色々試して見てください。べつにホームセンターに売っている木工用オイルでも良いわけです、その人の好みと拘りですから。

注意点としては、
1)オイルに木材の保護の機能は皆無なので、ぶつけたら→木がへこむ、割れる。自分もへこむ
2)日本の乾湿の差には他の塗料に比べて弱く、木が動きやすい。
3)定期的なメンテが必要
4)ネックの触り心地は良い
5)比較的加工が簡単、設備がいらないので素人でもやりやすい
6)塗膜が殆どないので、その木本来の周波数は出やすいと思うが、反面色んな音が鳴るので、人によっては弾きにくい、音が作りにくいと思うかもしれない。

このへんが私の私見でしょうか。ネガティブなことも結構書きましたが、あの触り心地は色んな仕上げがある中で私の好きランク2位です。

あと豆情報としては、オイルを入れる前にバンチャクカラーなんかをボディ&ネックにすり込んで(木地着色する)あげると、普通のオイルフィニッシュとは少し違った仕上がりになりますよ!

ご参考になれば幸いです。

クリックお願いします。


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● COMMENT ●

うわ、ワタシの第四光進丸が記事になってる^^;なんかこそばゆいですね。

オイルフィニッシュがデリケートなのは聞いてましたが、音もデリケートになるんですね。そうすると第四光進丸の木がナンなのか気になってきました。ちょっと調べて参ります。

いつもかまっていただいてありがとうございます^^

こんにちわ★

またお邪魔します♪

ブログ内容とは関係無い、初心者な質問よろしいでしょうか?


アコギのフレットの差し替えは、相場いくらかかりますか?

だんだん磨り減ってきて変え時だと友人に言われたものですから・・・。

icerocketさん
ネタにしちゃいました。
ボディ材は何でしょうね?
ベースに多いのはアルダーやアッシュでしょうか。最近はスポルテッドメイプル等の特殊材も高級モデルには使われていますね。
見ればわかるんですがね~。

新里ジュンヤさん
フレットの打ち替えについてですが、そのギターの状態とお店によって変わってきます。
大体、フレットすり合わせ込みで3万円~5万円くらいでしょうか。
指板の状態によっては指板調整が+αされますし、メイプル指板ですと塗装が+される事もあります。
またフレットを打ちかえると、フレットが高くなるので、ナットの交換が必要になる可能性もあります。
メニューについては、予算もおありと思いますので、お客さんとの話し合いになりますが、私はやるなら完全にやった方が、お金はかかるかもしれませんが、弾く上でストレスもないし良いと思います。まぁ職人的には中途半端なリペアはしたくないという思いもありますので…

一番大事なのは店選びというか、リペアマン選びですね。
依頼する前にその人がやった仕事を見たほうが安心です。
店の規模や知名度ではなく、あくまでもその人の腕で選ぶのが寛容かと。


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プロフィール

Loveless

Author:Loveless
ギター製作家。
1969年岐阜県生まれ。
横浜国立大学大学院工学研究科卒業後、豊田通商㈱入社、貿易業務などを担当するも退社。
ギター製作学校に入学し卒業後、同校の講師を務め独立、
ギター&ベース製作・修理工房「LOVELESS」を立ち上げる。

音楽とバイクと猫をこよなく愛する。

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工房住所:岐阜市日野東7-12-8

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