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2017-08

新作「DEVOTION」(ファン・フレット仕様) 製作記 完成編 - 2016.09.09 Fri

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ずいぶん更新をサボってしまいました。
いよいよ完成編です!
NOVELS楠本氏によるデモ演奏VOL1も併せて公開しますのでお楽しみに♪


ザグリ関係には導電塗料を塗布し、ボディはオイフフィニッシュします。
DSC00900.jpg


オイルを塗り重ねて、乾燥したらいよいよ組み込みに入ります。
フレットすり合わせは事前にやってありますので、ボディの組み込みをサラッと書きますね。

まずは電気パーツを組みます。
DSC00907.jpg
今回のトーン用コンデンサーはビタミンQのデッドストック物を採用。
スムーステーパー&ハイパスフィルターもインストール。


ブリッジを取り付けて、
DSC00906.jpg

ピックアップの位置を決めます。
DSC00909.jpg



完成形が見えてきました!
DSC00910.jpg


DSC00912.jpg



ヘッドには6mmのガーネットを入れました。
DSC00942.jpg



完成です!!
DSC00945.jpg
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DSC00947.jpg
DSC00948.jpg


音はどうなの?
ということでNOVELSの楠本氏にデモ演奏をお願いしました。
順次アップしますが、まずは第一弾!!
フロントピックアップの歪み編です。


手元でクリーン~オーバードライブまで出してもらいました。
皆さんも試奏可能ですので、お気軽に来店ください!!

私一人の店ですので、不在のことも結構あります。
来店前に電話かメールでご一報くださいね。



新作「DEVOTION」(ファン・フレット仕様) 製作記3 - 2016.07.29 Fri

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前回の続きで、ネックの加工からスタートします。
DSC00785.jpg

エコニミーサンダーでネックの握りを加工します。
フリーハンドで削ってゆくので、気を抜くとごっそり削れて廃棄処分になってしまうので、集中して加工しましょうね。

DSC00784.jpg
DSC00787.jpg
こんな感じで仕上げます。

DSC00898.jpg


そしてボディの加工です。
切り出した後、外周の形を出します。
DSC00779.jpg

Rの加工をします。
DSC00783.jpg
DSC00782.jpg


ここで思うところがあり、予定を変更してトップにアーチをつけることにしました。
トップ材の厚みが薄いので、通常のレスポールのような深いアーチはつけられませんが、何とか薄いながらも雰囲気のよいアーチがつけられそうです。
あら加工。
DSC00853.jpg

仕上げ後
DSC00856.jpg

高級感が出て、いい雰囲気になりました。
通常はこのタイミングで加工を変えることはしないのですが、今回は思い切って変えてみました。


バックは、
DSC00781.jpg

ジョイントにカットを入れて演奏性を高めます。
DSC00780.jpg

DSC00788.jpg

バックカットを入れます。
DSC00844.jpg


裏パネをトップ材と同じ工法で製作しました。
おしゃれ度UP!
DSC00843.jpg


ノイズ処理をし、木地調整をしたらいよいよ着色、組み込みです。



次回、いよいよ完成です!

新作「DEVOTION」(ファン・フレット仕様) 製作記2 - 2016.07.07 Thu

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前回の「その1」を書いてからずいぶん時間がたってしまい、先日ギターは完成しました。
後追いですが、ダイジェストで製作記を続けますね。

トップとバックを接着して、荒く切り出したところまで進みました。

次にネックの製作に入ります。
DSC00751.jpg
材は柾目のハードメイプル、良い材です♪


指板はローズウッド。
DSC00775.jpg
ポジションマークはドットです。


ここで頭を悩ませたのが、ナットとヘッドのツキ板の処理です。
マルチスケールなので、フレットは斜めになります。
そうなるとナットも斜めに取り付けるわけですが、正面から向かって右側に三角のスペースが出来てしまいます。
作ったことがある方なら容易に想像できると思いますが、普通はこんなこといきなり書かれても全くピンとこないですよね。
ただ、文章では凄く説明しにくい部分なんですよね。
DSC00754.jpg
写真で指し示している部分のことです。

ヘッドには角度がついていますので、この部分が他の部分と繋がらなくなってしまうのです。

どう処理するか?
色々な方法が考えられるんですが、今回はヘッドのツキ板を斜めにして、宙に浮いてしまう部分にゲタをはかせました。


はい!全く何を説明されているのかわかりませんよね~
私もどう書き表せばいいものかわかりません。。。
DSC00755.jpg

DSC00898.jpg


DSC00758.jpg
という感じで、写真から大体の意味を察してくださいな。


ネックにトラスロッドの溝を掘ります。
DSC00752.jpg


ここでようやく指板を接着します。
私一人で一本ずつ製作していますので、フレットを打ち込むのは木地調整前です。
フレットが打たれた指板を接着することはしません(そのほうが効率はいいのですが、それはちょっとね、、、)。

DSC00776.jpg



今回はここまで。
次回はネックの加工からスタートです!

ギターは既に完成していますので、試奏可能です!
既に何人ものお客さんが来店してくれました。

なかなか弾く機会のないギターだと思いますので、お気軽にご来店ください。
ただ、私一人の店なので、外出していないこともありますので、来店前に電話かメールにて一度お問い合わせくださいね。

お待ちしております。




フィンガーランプ&スロープ&ピックガードのオーダー製作 完成編 - 2016.06.03 Fri

前回の続きです。

フィンガーランプの製作にはいります。
まずは採寸して、型紙を製作します。
それに合わせてあら加工をし、あとは現物にあわせながら削ります。

DSC00817.jpg
こんな完成イメージです。
ゼブラウッドの無垢だと、かなり反りますのでバック面にメイプルを貼って補強しました。



ちょっと飛びますが、加工後オイルフィニッシュを施しました。
ほぼ完成形です。
DSC00827.jpg
ボディトップと馴染んで、おしゃれで高級感がでました。


次にピックガードです。
形状はオーナーと打ち合わせてあるので、そのイメージで型紙を製作します。
DSC00831.jpg
写真をオーナーにメールし、確認して貰いOKが出てから製作に取り掛かります。



DSC00840.jpg

DSC00841.jpg
3mm厚のアクリルを使用しました。


思惑通りに仕上がりました。
完成です!
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お待たせいたしました。
部活を引退したらバリバリ弾いてくださいね。



材質、形状、色々対応可能ですので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください!



フィンガーランプ&スロープ&ピックガードのオーダー製作 その1 - 2016.05.24 Tue

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今回はSTRのベースに取り付ける、フィンガーランプ、スロープ、ピックガードのオーダー製作の依頼です。
オーナーは岐阜県の北部にお住まいの高校生。


自分が高校生の時を思い起こすと、プロに自分の楽器の調整&カスタムを依頼するという考え自体を持っていなかったと思います。
このベースのオーナーは自分のやりたい事をきちんと私に伝えることが出来て、実際に行った場合の現実と彼の頭の中の想像との誤差を説明すると、すり合わせた落としどころを探し着地する判断力がありました。
しっかりした若者でちょっとびっくりしました。

是非とも楽器演奏を長く続けて欲しいものです。


ということで本編です。
今回のベースはこれ!
DSC00806.jpg

DSC00808.jpg

DSC00809.jpg

メニューはこちら

①トータルメンテナンス
②フィンガスロープ製作(ゼブラウッド)
③フィンガーランプ製作(ゼブラウッド)
④ピックガード製作(3mmアクリル)

ハイフレットの音つまりが気になるとの事で、見てみるとネック、弦高の調整をしてバランスを取ってあげれば何とかなりそうなので、今回はすり合わせは行わずに調整だけにしました。
オーナーはすり合わせを考えていたようですが、今回は調整だけでいけそうだという私の提案を受け入れてくれました。

スロープ&ランプはいくつかの木材をお見せして、このトップ材にばっちり合いそうなゼブラウッドをチョイス!
ピックガードはそれにあわせて透明アクリルにしました。
高級感をだした、大人っぽいベースに仕上がりそうです。


まずはフィンガースロープから作ります。
指板のエンド部分が斜めになっているので、製作するスロープの裏の形状をこの形に合わせなければなりません。
DSC00810.jpg

ざっくり切り出して、形を整えてゆきます。
DSC00811.jpg

ゼブラウッドは杢は綺麗なんですが、削った時に発生する臭いがかなりキツイんですよね~
なんといいますか、綺麗な女性が凄く臭いオナラをぶっ放した場面に遭遇した時のようなギャップ感、、、


こんな感じで削ります。
DSC00812.jpg

DSC00813.jpg


1弦側は薄く落とします。
これはオーナーのリクエストで、スラップする時の演奏性を向上させるためです。
このスロープはちょっと歪んだような形になってます。
DSC00821.jpg


DSC00819.jpg
オイルフィニッシュ前の段階です。

長くなりましたので今回はここまで。
次回は完成編フィンガーランプとピックガードの製作です!




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プロフィール

Loveless

Author:Loveless
ギター製作家。
1969年岐阜県生まれ。
横浜国立大学大学院工学研究科卒業後、豊田通商㈱入社、貿易業務などを担当するも退社。
ギター製作学校に入学し卒業後、同校の講師を務め独立、
ギター&ベース製作・修理工房「LOVELESS」を立ち上げる。

音楽とバイクと猫をこよなく愛する。

↓工房のHPはこちら↓
http://www.lovelessguitar.com/

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工房住所:岐阜市日野東7-12-8

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